あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
正月はいつの年も心新まるもの。
今年の正月は久しく手に取っていなかった師匠から頂いた歳時記を繰ってみた。歳時記とは俳句の季語をまとめたもの。
ご存知の方も多いかもしれないが、歳時記には四季(春夏秋冬)の季語に加えて、新年という章がある。西洋では年始のカウントダウンが終わると、すぐ仕事モードであるが、日本は3が日、松の内といろいろなイベントが続く、諸説あるが1月20日頃まで何かしらの新年の行事が日本のあちらこちらであるらしい。日本ではそれだけ正月が大切にされてきた。季語にもそれが出てきて興味深い。餅、雑煮といったわかりやすいものから、歯固(はがため)などあまり馴染みのない言葉もある。卑近な季語としては初電話といったものまである。昨今では初メールなども季語になりそうである。本日は仕事始め。初メールはどんな内容であったか、見直してみると、新年早々臨床試験に関するメールであった。風情のない初メールだが、正月気分をリセットするには良かったのかもしれない。
今年もいくつのメールを書くことになるのか、皆様のお力を借りて一年無事に過ごせればそれで十分である。