明日は秋田,大曲の花火大会が開催される.終わると東北には秋の気配がやってくる.夏が終わるのだ.今年の夏も雨,台風,そして災害に見舞われた. このところの夏は災害続きのせいか,終わると少しほっとするような気もする. とはいえ,やはり少し寂しい.授業もまだ始まっていないせいか,キャンパスにはまだ学生さんの数もまばらだ.ひとり取り残されたような蝉の声が遠くに聞こえる.そんな週末の夏の終わりの夕暮れにJeff Hamilton Trioの 「On and On」を聴いてみる. 久しぶりにいろいろな想いに浸った.人生における夏の日も,少しほっとしつつ,それでいて少し寂しい,そうやって終わっていくのだろう.ただ,それでも人生は終わらない,まだ続く.そう,On and On(まだまだ続く)なのだ.メロディアスな旋律が夏の終わりにぴったりだ.
夏の夕ジャズとアイスに僕一人
Crann Clog